パワハラの仕返しって?上司を辞めさせる事?
- 2022.10.30
- パワハラ

パワハラの仕返しと言う言葉だけ聞くと何だか穏やかじゃないなあと感じる人が大半だと思います。
パワハラを受けた人が皆思っている事はパワハラいい加減辞めてくれないかなあと思っている筈です。
この様な心理状況下で仕返しを考える人は少ないのではないでしょうか?
私は仕返しは考えなかったです。そんな心の余裕はありませんでした。
やはりパワハラの自然消滅を祈る人が大多数だと思います。
パワハラは大人の社会のいじめですからね。
パワハラの仕返しとは
この大人のいじめパワハラしかも相手は上司。
自分の好きな分野の会社に就職したのなら、我慢をする人が大半ですよね。
上司の役職にもよります。係長なら課長以上に相談出来ますが、
社長がパワハラをしてきた場合はお手上げですし。
ただでさえ仕返し等考えない中で相手がトップ。非常に厄介です。
仮に仕返しを考えたとしても小さな会社等では、会社の社長が辞める=倒産の可能性が高いものです
からこれはこれで困った問題です。仕返しよりこっちの方が、タチが悪いかもしれません。
そして、仕返しを考えている人は2パターンあると思います。
先ずは対象上司にトラップを仕掛けて仕事を失敗させ降格等の処分を受けさせるもの。
もう一つは自分の仕事をためるだけためて、
こっちから辞める方法。これは極論です(笑)
後は同僚社員とタッグを組み、パワハラをしにくい環境を作る事。
もちろん対象上司が辞めてくれるのは1番効果的なのは言うまでもありません。
精神的にかなり楽になりますよね。
今まで会社に行くのが嫌だったのが、その気持ちは完全に無くなります。
毎週日曜日の夕方位から、あーまた明日から会社かあ・・・と言った暗い気持ちがなくなります。
こうなるのが理想形だと思います。
パワハラで暴力をうけて殴り返した場合どうなる?
パワハラには精神的な攻撃だけでなく、物理的な攻撃ももちろん存在します。
オトナが働いている「社会」での出来事とは思えないような暴力が、会社という
閉鎖空間で繰り返されている現状があります。
そうした日常的な暴力に耐えかねてもしこちらも暴力を返してしまった場合
どうなってしまうのでしょうか?
何があっても暴力にだけは訴えてはならない
継続的なパワハラを受けていて、しかもそれが暴力を伴うものであった場合
人は時に、自分の意思とは無関係に「やり返して」しまうことが考えられます。
頭に血が上ってしまい、気が付いた時には既に相手を殴ってしまっていた…
ということが起きないとは限りません。
しかし、結論から言うと、パワハラに対抗してこちらが暴力を相手に
くわえるのはあまりにも分の悪い話と言うことになります。
あなたが今まで何度殴られていたとしても、あなたは決して殴ってはいけないのです。
ただ、意識が飛んでしまってやり返すということはないとは言えませんよね。
そうした場合は一体どうなってしまうのでしょうか?
暴力を受けた時に、必ず「被害届」を出しておく
あなたが普段の暴力に耐えかねてやり返した場合でも、もし相手があなたの
暴力に対して「被害届」を出してしまうと、あなたは「傷害罪」などの容疑で
逮捕されてしまいます。
その後、経緯や状況によっては正当防衛や情状酌量があるかもしれませんし、
内容によっては不起訴や示談になることもあるでしょうが、一度は逮捕される
可能性が高くなります。
そうなるともし転職を考えてもあなたに不利な状況だけが残ってしまいます。
ですので、とにかくあなたは自分が暴力を受けた時に、会社になんて相談は
必要ありませんから、殴られた時点で、警察に被害届を出しましょう。
それが受理されるかどうかはわかりませんが、被害届を出したという事実は残ります。
そうした事情があれば、以前から暴力を受けていたという事実が証明されますので
万が一あなたが上司のパワハラに耐えかねて殴り返しても、情状酌量の余地が大きくなります。
ここまで、パワハラに暴力で対抗してしまった場合について述べましたが
暴力を振るうというのは、言い訳ができないことです。
できるだけ、どうした状況に陥らないように配慮し、万が一でもそうしたことが
起こりそうなのであれば、自分に不利な状況をできるだけ回避できる準備だけはしておきましょう。
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